自分でやるのはNG!
エアコン掃除におけるプロに任せる範囲とメリットデメリット

エアコンの自分で出来ない手入れの範囲や、プロがしてくれる掃除の手順、自分で出来るカビ予防について紹介しています。また業者にエアコンクリーニングを依頼する際のメリットデメリットについても紹介しています。

家具家電の手入れは「自分で出来るなら自分でやりたい」という人が多いと思います。しかしエアコンの手入れに関しては、プロに任せなければならない範囲というものがあります。ここではエアコン掃除における、プロに任せるべき範囲やカビの予防法などについて紹介していきます。

プロに任せるべき範囲

自分で出来る範囲の掃除だけでは、表面上の掃除のみでエアコン内部にたまっている汚れやカビの除去ができません。しかし、プロがするようなエアコンの分解清掃を自分でしようと市販の洗浄スプレーを使った場合には、故障してしまったり事故につながる危険性が高まります。誰でも掃除が可能な範囲は、取り外しができる
・フィルター
・フィン
・フロントパネル
以上3つのパーツです。具体的なプロに任せる範囲はその他のエアコン内部です。

自分で内部の掃除を試みたという例で良く聞くものとしては「エアコンの分解はできたものの元に戻せない」「エアコンが動かなくなった」などが挙げられます。また「分解した部品の取り付け方を誤った」という事例もあり、知識のない人間の分解清掃は非常に危険な行為です。さらにエアコン本体も重い上、落下した場合などは非常に危険なので、下手に「分解しよう」などと触らないことをおすすめします。

プロがしてくれる掃除の手順
プロがしてくれる掃除の手順工程をおおまかに
・分解
・ホコリ除去
・高圧洗浄
・すすぎ
・拭き上げ
・抗菌・防カビ処理
以上の6つに分け簡単に紹介します。

分解

エアコン周辺にホコリや汚れが飛ばないよう新聞紙などを敷いた上で、初めにフロントパネル、フィルター、フィンなどの取り外し可能箇所を外し、次にドレンパンやファンなどエアコンの内部パーツを外します。

ホコリ除去

エアコンの内外部にたまったホコリや、その他のゴミを専用のバキュームと呼ばれる機械などを使用して除去します。

高圧洗浄

エアコン内部にある「熱交換器」や「ファン」に付着しているカビやホコリを専用の洗剤や洗浄機で高圧洗浄します。

洗剤が残ることのないよう、高圧洗浄機などで洗い流します。プロの場合、汚れと洗剤を落とす目的で、水を10リットル以上使用することが多いです。

拭き上げ

外装の汚れまで落とすためにされる作業です。また水気を拭きとることはかなり重要で、エアコンに水が残ると新たなカビの原因となります。

抗菌・防カビ処理

最後に「熱交換器」や「フィルター」などもパーツに抗菌・防カビの処理をし、仕上げとなります。クリーニング終了後のこの仕上げをするかどうかなどは業者によって異なります。

予防法

エアコン内部のカビを予防する方法についてですが、主に挙げられる方法は
・エアコン運転後に送風や暖房をする
・掃除の後フィルターなどをしっかり乾燥させる
以上の2つです。順に紹介していきます。

エアコン運転後に送風や暖房をする

エアコンにカビが生える原因はエアコンの内部で起こる結露です。特に夏場の冷房を使った後できる寒暖差によって生じやすくなります。つまりエアコン内部を乾燥させればカビは生えにくくなるため、エアコンの使用後に20~30分程度、送風や暖房などに切り替えることでカビ発生は予防できます。

エアコンは複雑な構造のため完璧にカビを予防することは不可能ですが、湿気の発生を抑制することが出来れば、カビを生えにくくすることは可能です。また送風機能がついていないエアコンもあるので、その場合には内部乾燥機能という機能がついていないかの確認をしてみて下さい。もしもどちらもないえエアコンの場合には、設定温度を1度あげ暖房に切り替えて下さい。これをすることで機械内部の乾燥ができますので試してみて下さい。

掃除の後フィルターなどをしっかり乾燥させる

手入れの際にフィルターなどを洗浄した後、湿ったままのフィルター使用してしまった場合、それが新たなカビの原因となります。そのため半日~1日ほどかけて、洗浄後のフィルターなどは完全に乾燥させて下さい。またホコリが残っている場合にも、カビの餌となってしまう可能性があるので、残っていないかも確認して下さい。

業者に頼むメリットデメリット

ここではエアコン掃除を業者へ依頼するメリットデメリットを紹介していきます。

メリット

メリットとして主に挙げられるのは
・エアコンを完璧にクリーニングできる
・どのタイプのエアコンでも対応してくれる
・再発防止施工
・クリーニング後のお手入れが楽
以上の4つです。順に紹介していきます。

・エアコンを完璧にクリーニングできる

一般の人の掃除可能な範囲は限られるため、カビの根本的な解決は望めません。しかし、業者に依頼すればエアコンの内部まで分解し掃除してくれるため、カビをきれいさっぱりなくすことが出来ます。さらに今後の自分で出来る予防策なども教えてくれるので、カビを生えにくくすることが出来ます。

・どのタイプのエアコンでも対応してくれる

エアコンには、壁に掛けてあるタイプや自動掃除機能付きなど、様々なタイプがあります。構造が簡単なものから複雑なものまでありますが、業者であればどのタイプのエアコンでも対応可能なことが多く安心です。

・再発防止施工

前述したような、防カビ加工や抗菌加工を掃除後にしてくれる業者もあり、再発防止に努めてくれます。そのため掃除が終わった後は簡単なカビ予防策のみで、1年ほど持つことすらあります。どこまでがプランに入るのかなどは業者によるので、事前に確認してみて下さい。

・クリーニング後のお手入れが楽

クリーニング後はエアコンの使用後に送風機能などを利用し乾燥させたり、取り外しの可能な箇所の掃除をしたりといった手入れを欠かさず行えば、防カビ対策ができ楽です。健康被害や臭いなどによって不快な思いもしないので、快適にエアコンが利用できます。

デメリット

デメリットとして挙げられるのは主に
・スケジュール調整が必要
・多少なりお金がかかる
以上の2つです。順に紹介していきます。

・スケジュール調整が必要

業者を呼ぶ時期にもよりますが「思い立ったその日に」というわけにいかないことも多々あるため、ある程度事前に予定を立てておくことが必要です。そのため、忙しい日々を送っている方は特にスケジュール調整に難があると思います。しかし掃除にかかる時間は平均1~2時間ほどなので、可能であればエアコンを使用し始める前に業者を呼ぶことをおすすめします。

・多少なりお金がかかる

近年は安くなってきていますが、それでも多少なりお金はかかります。「掃除に絶対お金をかけたくない」という人もいるのでそういう人にはデメリットと言えます。しかしほとんどの場合、放置していると健康被害にあって通院したり、電気代が高くなってしまったりと別のところで費用がかさむ結果となります。そのため業者を呼ぶ方が結果的に安上がりなことが多いです。

まとめ

エアコン内部のカビ除去がプロに依頼すべき範囲であることや、業者に依頼するメリットデメリットについてはお分かり頂けたでしょうか。エアコン掃除はフィルター掃除など簡単な部分もあるので、内部クリーニングも出来そうな気がするかもしれませんが、内部の掃除の難易度は全くの別物です。何度か前述している通り「エアコン内部を安易に触ること」これだけは絶対にやめておきましょう。